カテゴリ:弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた( 42 )

本当にあった、仏さまと私のお話

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慈優の修行記録です


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第41話 お経に関する教育的指導入りまーす!
以下続きます・・・


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by masumi-inari | 2017-11-30 15:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた

お経に関する教育的指導入りまーす

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以前にも、毎日の勤行の時に仏さまが私のひどいお経に業を煮やして?教えて下さった事がある。という話を書きました。
上記のリンクが既に「以前にも書いたのですが」という振り返り記事…。
元の記事はどこだろう?(笑)

師僧は以前より『俺たち密教僧は、御本尊様のお言葉を聴けるようになって、初めて祈祷僧の道に入れるんだ』と、ビシビシ私に鞭を当てていました。
そして度々『お前は坊主になりてぇんだろうが!!』と激怒されます。

ううむ、私、お坊さんになりたいの?
とこの期に及んでピンと来ないという情けない弟子です。

日常があまりにも寺と隔絶されている環境、そして世間一般とも隔絶されている介護&超節約主婦生活なもので、非現実的としか思えません。
自分から志願して、専門僧侶、祈祷僧、行者になりたいです。と挙手される他のお弟子さまたちは素晴らしいです。
わたしは自覚という面でとても出遅れているのを感じます。

そして怒鳴られるたびに『はぁ…』という空気が抜けたような間抜けな声を出し、更に師僧の怒りの炎に油を注ぐという命知らずです。

とは言え…です。
大前提として、祈祷僧になる、ならない。というのは、人間が努力するのは当然のこととしても、「どれだけ頑張ったからなれる」というものではありません。
全く別問題です。

例えば何かを千座やれば免許皆伝という甘いものではなく、認めるのはあくまでご本尊さまだからです。
「これだけやったのに」とか「私は努力しました」とか「すでに學んでおります」などは一切通用しません。
人間の特権階級の中では通じるのかもしれませんが。

仏さまと感応出来るかどうか。
そこにいくまでに、どれほど仏さまと折衷出来るようになるか。
それだけです。

そこでです。
分不相応な祈祷本尊を、あきらかに人間以外の大きな力とお計らいによって建立出来た私は…。
時々、仏さまに助けて頂くようになりました。

それは「お前に期待しているぞー」というアレではなく、「ああ・・・もう・・・見ていられないわ・・・このままではわたくし飢え死にするじゃないの(# ゚Д゚)」という仏さま側の危機意識ゆえの問題のように感じます。

これまで、ひどいお経に閉口されたらしい聖天さまは『経というのはこういう風に詠むんだ』と、目の前の宙に巻物を広げて教えて下さいました。

先日はダキニさまが教えて下さいました。

私は朝のお勤めのあと、就寝前に稲荷心経を50座勤めていました。
自分で決めた約束事です。

しばらく続けていたある日、ダキニさまが仰いました。
『30でいい』

わーい、20座減った。ふふ。←このあたり、真剣みが足りてないと思います(反省点)

続けてダキニさまは仰いました。
『経の意味をもう一度學びなさい』

そこで私は途中で切り上げて、経を調べました。
漢文を読み、日本語訳を自分なりにし、それからネットでも調べました。

すると、です。
いつも読誦しているときに、なぜか息苦しくなる箇所があったのですが、そこは文章の区切りがおかしいことが判明しました。

今まで機械的になってはいけないと思いながら、回数を重ねる度に惰性になってしまい、機械的に読み癖がついたままのリズムでこなしていた自分に気付きました。

ああ、なるほど。
これに気付けという意味で、この部分に差し掛かった時に息苦しくなっていたのか。
それを気合で押し通していたから、うまくいかなかったんだ…。

そして意味が破たんしたまま聞かされても、それは愉快ではないでしょう。

たとえば、「私はあなたの笑顔が好きです」という文章があったとします。

これは、「私は あなたの 笑顔が 好きです」という区切りだから、素直に頭に意味が入ってきます。
しかし、「わたしはあ なたのえ がお がす きで す」という区切りだと、不自然でわかりにくいです。
まるで機械音の発声のようでもありますね。

私がこれまで、ノルマのようにして惰性でいい加減にあげてきた経は、このおかしな内容のものでした。

あー。
道は遠く険しい。

そして教えて頂けて良かったと思います。
ダキニさまに感謝です。



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by masumi-inari | 2017-02-10 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた

眠れるご眷属さまが目を覚ます…

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誕生日前に、ご眷属さまが眞澄稲荷に到着されました。
銀天さまのご眷属さまとして相応しい、青銅製の狐さんです。

純銀製の十一面観音さまのとき同様に、この狐さんたちも作られてから長年「さるところ」で時を待ち、ずっと眠っていらしたもののようです。
今ではもう、こんな立派なものは探してもまず見つからないであろう逸品と伺いました。

銀天さまに相応しいご眷属神をお迎えしたい。
という途方もない私の願いを叶えて頂き、職人さまと師僧には感謝の念にたえません。

銀天もご眷属も私の欲の為のものではなく、眞澄稲荷にご縁ある方のお幸せを願うための象徴です。

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師僧の手で磨き込まれ、眞澄稲荷に到着してから更に私が磨き上げました。
もう舎利も入って、開眼供養済です。

とても凛々しいご眷属さまたちです。

11月3日の夜、稲荷心経50座の間に銀磨き布で磨きました。
そしてまた稲荷心経に戻る・・・とその時です。

画像に映っている巻物を加えた方のご眷属さまが、目の前でケホッと1回咳をされました。
気は確かですか?慈優さん(笑)

はい、確かに見ました。
ケホッと軽く咳をした瞬間に、白い煙が吐き出されたのです。
まるで使っていなかったエアコンを久しぶりに稼働させたときに出る、アレのような感じです。

ちなみに如意宝珠を加えた方のご眷属さまは、シーンとしたまま。

後日その話を師僧にしたところ『長い間仕舞われていたものだからね。でも、嫌な感じはしなかっただろう?』と言われました。
はい、ちゃんと浄化祈祷からの開眼供養をして頂いたものですし、丁寧に磨いたあとのものですから。
これが黒い煙だったら大変だったようです。

ケホッのあとは落ち着かれたのか、蝋燭のあかりを背中に受けて、ますます堂々と、かつイキイキとされたような印象です。
ご眷属さまたちが鎮座されてから祭壇はぐっと引き締まり、力強いエネルギーを発し始めました。


しばらく稲荷心経に没頭していると、ご本尊さまと眷属さまがそれぞれ火炎如意宝珠になり、三角形を描きました。
これは火炎如意宝珠の構造と同じです。
おお、見事だなぁ…と思っていると、ご眷属さまとご眷属さまの間の直線の間に、ぐっと私の存在が招き入れられました。

ああ、少し受け入れて頂けたのかもしれない。
と心が熱くなりました。

その話も師僧にしましたが、「やってきたぞ。というお示しだな」というお返事でした。

これまでご本尊さまはご本尊さま、自分は自分…といったような距離感(師僧曰く、私がまだご本尊さまに心を開けていないという証拠)があると感じていましたが、その自分の腰の引けた態度が少し改まってきたのかもしれません。

そんな感じで、祈祷僧修行が続いております。



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by masumi-inari | 2017-02-09 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた

ついに旅立つ稲荷御幣

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数日前に、ようやく稲荷御幣が完成しました。

ご眷属さまと折衷するため、毎朝のお勤めとは別に、毎晩寝る前に稲荷心経を50座勤めることに決めました。
いわば自主練です。

自主練開始から1週間が経過したとき、ご眷属さまが仰いました。
「ここから刃を入れよ」と。

今まで、ほぼ完成に近いところまで出来ていたのに、ほんの一瞬でダメにしてしまう事が多々ありました。
あの瞬間は脱力ものです。
Σ(゚д゚lll)ガーン

ご眷属さまが教えてくださった場所は、「え?そこですか?バランス取りにくくないですか?」という想定外の場所でした。
それはご眷属さまと私だけの秘密です。
将来私に弟子が出来たとき、教えるかどうか…その時にだけ弟子に伝授するかもしれません。

稲荷行者になると決まった後、師僧はダキニさまへ『これから慈優に色々教えてやってください。見せてやってください』とお願いしてくださったそうです。
たぶんこれも、ダキニさまからのご指導のひとつだと思います。

最近無心に唱えていると、前立ちのダキニさまとの遠近感が急に変わって驚くことがあります。
非常に近くにお顔が視えたり、顔がほころんだりするのがわかります。
伏し目がちのダキニさまですが、瞼が動くように見えるときがあるのです。

ダキニさまだけではありません。
聖天さまとも目があいます。
自然に仏像の目と自分の目が合うのではなく、目が何倍にも拡大した状態のものが見えるのです。
まるで「カッ!」と捉えられたかのような感じです。

虚空蔵菩薩さまにいたっては、私が書写したものは孔雀にお乗りの虚空蔵菩薩さまなのに、なぜか白い象が視えることがあります。
ひとつひとつ、見せて頂いたものを自分なりに掘り下げて、言語化していくのが行者の學びだと思います。


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by masumi-inari | 2017-02-08 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
三鈷が折れました…数珠が切れました

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数日前から、ようやく時間のやりくりが出来るようになりまして…。
日々の・赤不動明王尊、孔雀明王尊、ダキニ天尊、宇賀神尊、聖天尊1000日行、虚空蔵菩薩尊6300回、に加えて、稲荷心経50回を日々の行の中に加え始めました。
昨日はその2日目。

ダキニさま、ご眷属さまとの折衷がまだまだ足りないと言われているので、少しずつ距離を縮めていくべく努力中です。

私は銀天さまをお迎えしてから、朝4時に起こされます。
もっと寝たいんですけど…。
寝る時間が遅くなる私に、いつも師僧は夜の電話で『今日は早く寝なさいよ』と声をかけて下さいます。
私の返事は『ハイ。今日はまだ虚空蔵菩薩さまが済んでいないので終わってから休みます』

…当分寝れないという返事です…
ちなみに真言3000回唱えるのに80分かかります。
6300回なので、その倍以上時間がかかることに…。

ついに言われました。
『おい慈優。夜中の2時から4時の時間は寝とけ。寝ろ 』
それには理由があるそうですが、まだ教えて頂いておりません。
たぶん、美貌の維持のため…だと積極的に解釈しているんですが、絶対に違う!!と力強く断言されそうです。


今日の明け方も4時に起こされました。
たぶん起こしているのはご眷属さまだと思うのですが。今日のはショックでした。

いきなり、三鈷杵の爪が2本折れている映像が視えたんです。
その目覚まし画像がそれって、ショック過ぎます。

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参考資料:飛行三鈷杵
画像お借りました。

お大師様の三鈷杵は外側の1本だけが折れていますが、私が見せられたのは、更に真ん中も折れていたのです。

衝撃を受けると共に、なぜかダキニさまが私を守ってくださった。と直感的に思いました。

朝、そのお礼をお勤めの時に申し上げていると、今度はリアルに数珠が切れて玉が落ちました。
先生は、祈祷の最中に数珠がはじけ飛ぶという経験を何回もされているそうです。
私の場合は、そんな勢いがなく、「ぽてっ。ころころころ」という感じで静かなものでした。
紐が摩耗したことによるもので、ゾッとしたりは一切していませんが、続けてなので「気を付けなさいよ」というメッセージだと受け取りました。

数珠がなくなったので、1000日行に入る前にお迎えした星月菩提の念珠を取り出してお勤めを再開。


最近は勤行中に不思議な現象はなく、とても静かで落ち着いた日々でしたので、久しぶりにドッキリしました。
こうした出来事に、過剰に反応すると不思議ちゃんになってしまいますが、時には何かを教えてくれようとしているのだ。と考えてみることも必要なようです。



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by masumi-inari | 2017-02-07 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
我が身に変えて守り給え!?

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おかげさまで、母はガン手術成功。
退院後の治療が始まりました。
もうすぐ放射線治療も開始予定です。

術後最初の点滴代17万円!!
う、うそでしょ…。
もちろんここから保険適用になる訳ですが、貧乏行者である私の収入をはるかに上回る出費に気持ちがどんよりしました。
うっかりその話をもらした方から「お金のことでは力になれません」とキッパリ言われました。
はい、申し訳ありません。
ごもっともです。

しかし、そんなどんより気分を晴れやかにしてくださるかのように、今月も様々な方からご本尊さまへのお供えやお供え代をご寄進賜っております。
ありがとうございます。

入るより出ていく方が遥かに多く、しかも掛け算で拍車をかけていくような状況で、失礼ばかりしていて申し訳ございませんm(__)m
本当に情けない次第ですが、せめても心を込めてご縁ある方のお幸せを祈らせて頂きます。


私はまだ、お金を頂戴してひとさまの祈祷をして良い。という許しを頂いておりません。
また、行者ですから「寺門興隆」以外の自分の為の祈りというのはできません。

が、母の病気については祈って良い。と例外的に師僧から許可が出ております。
そこで、毎日御本尊様(ここでいうご本尊さまとは赤不動明王院の赤不動明王尊のこと)、孔雀明王さま、聖天さま、宇賀神さまに母の病気平癒をの毎日の勤行の時にお願いしています。
それを見守って頂くのは、銀天の十一面観音様。

そして、やはり自分の祈祷本尊のダキニさまには個人的なことはお願い出来ないと遠慮して、ただ純粋に祈らせて頂いています。


母の術前、私は自分の体に同調現象が起きました。
母は爪の異常や手足のしびれ、むくみ、倦怠感、吐き気、頭痛、寒気、蕁麻疹などに襲われていました。
祈りを続けている私にも、同じ症状が現れたのです。

ごく稀に見受けられるもので、これを感受するのは1万人に1人位の比率である。とは師僧の言葉でした。
同調現象とは、祈祷する相手の病気や症状が、写し鏡のように我が身にも現れることです。
祈祷僧には必要な感受性との事ですが、病気平癒の祈祷は自分の体にその方のお苦しみの症状が出るので楽なものではありません。

私は手足の指のささくれや爪が割れる症状と、蕁麻疹が一番ひどく現れました。
無意識のうちに掻くので、朝起きたら両手の爪の中が血だらけです。
かゆくて仕方ありません。

退院後は薬の副作用により、手足のしびれや骨の痛み、呼吸の苦しさなどがそれに加わりました。
もちろん私にもです。
ここ1カ月半くらい、利き手首が腱鞘炎様の痛みでだんだん使えなくなってきました。
骨が痛くて法具が重たいんです💦

かきむしる痒みも継続中。
相変わらず爪の間は血だらけ。
そしていきなり不意打ちのようにやってくる、鬱っぽい波。

者は長生きできないという説に、まぁ納得ですね。

安心しろ。君は絶対に長生きする。霊視したから間違いない( ̄▽ ̄)まぁ、せいぜい苦しめ。ケケケ…by師僧
( ゚Д゚)ハァ? 「古今東西、美人薄命って決まってんだろうがよ!!」by慈優こころの声

先生曰く『我が身に変えても守り給え』は、よっぽどのことがあっても言わない方がいい。とのことですが、言わない段階でここまで症状が次々やってくるのです。

人さまをお助けする。したい。家族を守りたい。
という人類愛的な気持ちでいて、いざ本当にその場面に立った時に、果たして理想通りに我が身を投げ出せるか?
それは極めて疑問だなと思います。

その人が偽善者だからというわけでなく、想像していたのと実際とはかなり違う。
それが当たり前だからです。

とにもかくにも、私はいやおうなしに体験しました(笑)
『我が身に変えても守り給え』を宣言したら、更にどうなるのか。
ま、それも致し方ないと思います。

40半ばまで親孝行らしいことを何ひとつできなかったので、身代わりになれるのならそれでいいかなと。
吹っ切れたら楽になりました。

両手の爪の間の真っ赤な血を見ると、あーまた掻きむしったな。とヤレヤレ感が出ますし、さすがに呼吸が苦しい状態が続くと、掃除したり買い物に行ったりするのが億劫ですが、病気の人ってこういうのが日常なんだよね。
と思い直し、その苦しさの中で出来ることを、淡々と続けております。

本当にどうしようもなく苦しい時には、早めに休みます(というか動けなくなる)。
そして本当に、自分が想定しているより早く死んだら、銀天さまや仏さま、ご霊刀を遺族にどうして欲しいか考えようと思いました。

絶対、素人がどうこう出来るものではないものを、私は今の段階でかなり所有しています。
ユニクロのパーカーとか、使いかけの香りがするサインペンとかは姪が喜んでくれると思いますが(笑)
自分の日用品はゴミ箱直行で構いませんが、仏さん周りのものだけが遺言書の対象物件だな。

取り合えず、目録の最後に赤不動明王院の住所を書いておけばOKかな。
迷いはなくなりました。

これからも淡々と修行します。

エイエイオー!



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by masumi-inari | 2017-02-06 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
とうとうメス刃と奉書紙を購入

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相変わらず、不器用な私の御幣切りは難航しております。
半紙ってカッターナイフで曲線を切るために作られていませんからね。

という事で、前回チラッと書いた「メス刃」なるものをAmazonで購入しました。
ついでに?送料を無料にするために奉書紙も一緒に購入です。

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左から買った順に、カッターナイフ(ドラッグストア)→デザインナイフ(100円ショップ)→メス刃カッター(貝印@Amazon)

切れ味から言うと、断然メス刃カッターです。
プロ専用と書いてあるだけはある!!
ここにたどり着くまでが長かったなぁ。

しかし、やはり切りにくい。
もはや紙質の問題なのではないか?と思う今日この頃である。
南無金剛遍照
蓮華合掌
後藤慈優

ってオイ。
ここで終わる訳には参りません。頑張るのみです。

毛筆筆耕の専門家さんのHPで、このカッターの存在を知りました。
その方のブログ記事に、このようにあったのです。

和紙は繊維が長い為、文房具店で売っているような普通のカッターナイフでは繊維が引っ掛かって切れ味が悪く、適さない。
和紙や布などの表具専用のカッターで、ホームセンターの工具売り場に置いてある。

一般的な先の尖ったカッターだと紙に負担が掛かるが、メス刃は先が丸いので繊維がひっかかったりせず、滑らかに裁断できる。

「用具・用材への費用を惜しむことは、書の上達を惜しむことだ」書家・柿沼翠流氏の言葉より


全ての分野に共通するありがたい金言に出会えました。

ちなみに私は行ける範囲の文具店、ホームセンター等を回りましたが、何れでも見つからずにネットで注文でした。


あと少し100円ショップで購入した半紙が残っているのですが、浴酒・浴油の際に仏さまをお包みするのに使用することにして、そろそろ奉書紙で挑戦してみようかな。

切れ味の違いで、少し自分に自信が持てるようになるといいのですが。

頑張ろう。




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by masumi-inari | 2017-02-05 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
重機で調律?

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弟子になってから、毎日欠かすことなく読誦しております。
が、YouTubeに音源のないお経を唱えるとき、一体これであっているのかどうか不安になります。

どうしても読み癖というものがついているようで、段々音が上がっていったり下がっていったり。
あるいは一度音が外れると、どうしても外れたまま最後まで読み切って、非常に気持ちが悪い状態が続きます。

お経の読みかたとか息継ぎの方法等を知らないので、読んでいるうちに息切れがしたり、呼吸が苦しくなったり、頭痛がしたり…。
しばらくは葛藤と苦痛だけ、そして集中力のなさに泣く…。という日々でした。

毎日飽きずにひどいお経を仏さまたちに御聞かせしていたのですが、昨年あるときに痺れを切らせた仏さまから助け船が出されました。
助けてくださったのは聖天さまです。

これまでも、お勤め中にはいろんなものを様々な仏さまから見せて頂きましたが、教育的指導を受けたのは聖天さまだけです。
以前にもブログに書いたことがありますが、目の前に巻物が現れました。

そこにはお経が書いてあり、読誦するペースに合わせて巻物が少しずつ動いていくのです。
まるで、音に合わせて、文字の色が少しずつ変わっていくカラオケの画面のようだな…と思いました。

なるほど、このペースで読むのね。
聖天さま、ありがとうございます。

という事で、しばらくはそのことを思い出し、心がけながらお勤めしていました。

が、花粉の時期や寒くなってくると気管支炎になったり咳喘息が出たりして、声が出なくなったり、音程が不安定なお勤めをするようになりました。
耳が悪くなったのか、音痴?なのか、心の中がまた苦痛で一杯になる日々。

ようやく囚われから自由になり、息を細く長く吐きながら読誦するといいらしい…。とコツをつかみました。

そして先月。
目の前の廃ビルの解体工事が始まりました。
一日中、家が地震のように揺さぶられ、大きな音が鳴り響いております。
そして重機の重たい音と振動が常に家を飲み込んでいるような塩梅。

しかし、これが案外良かったのです。
この重機の音と振動が、まるで私のお経を調律してくれているかのようでした。

今までにない安定感!!

もしお経を読むのが大変な人、読んでいるうちにどんどんおかしな調子になっていって悩ましい人がいたら、ぜひ重機で作業をしている近くで練習してみてください。
この音がアンカリングの役目を果たすような気がしますよ。


…と書いておりますが、そうそう都合よく工事現場が近くにあるとは限りませんよね(笑)

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by masumi-inari | 2017-02-04 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
デザインナイフを買いました

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先日から始まった新しい加行。
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新しい加行の御幣作りの為に、デザインナイフを購入。
左端が先般、御幣の為に購入したカッターナイフ。
100円ショップの半紙が引っかかって切りにくいです💦

細かい部分に創意工夫をこらそうと思い、ネットで色々なものを検索して調べてみました。
私が欲しかったのはコレ↓

〔オルファ〕 デザインナイフ(替刃30枚付) N-DK (LH430045)

オルファ

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しかし、ホームセンターにも、大型商業施設の文具店内にもない!!

そこで、困ったときの密教僧の駆け込み寺(という表現はどうなんだろう。という疑問はオトイトテ)100円ショップに。
100均はいつも裏切りません。
ありましたよーーー。

それが上の画像。

助かりました。

これから、文字通り色んなキツネさんの切り紙などを印刷して試し切りしたり、文字通り模写したリして、自分の中に落し込んで切ってゆこうと思います。

これだけ替え刃もあれば、当分持つでしょう(笑)
ガンバガンバ。

みなさまも良い休日をお過ごしください。


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by masumi-inari | 2017-02-03 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
御眷属さまとの折衷は突然に…

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先日から始まった新しい加行。
それは御幣作成。

前述の高い高い、絶版になった専門書を元に試行錯誤しています。

本には「これを280倍に拡大して見本とし、なぞり切りすると良い」とあったので、まずは自宅のプリンターでコピー。
そしてそれをドラッグストアに持って行って280倍に拡大コピーしました。

文明の利器に感謝です。

そしていざ、紙切り。

いえ。その前にすることが色々とあります。
まず、御幣を切るためには、それ専用に刃物を始めとした道具を新調しなければなりません。
ホームセンターで購入しました。

それから身を浄めて、ここには書くことが出来ない歌を詠んだり、法具であれやこれやしたり…といった一連の儀式(この部分は練習なので今は省略)があります。
本当は和紙、奉書紙を使いますが、練習なので勿体ないからそれは使いません。

一番最初はイメージを掴むためコピー用紙で切ってみました。
切りにくいです。

次に100円ショップで購入してきた半紙で挑戦です。
これもまた刃先が引っかかったり、細かい部分が半紙を何枚にも重ねていると切れなくて綺麗になりません。

何とか切り終えて、開いていくのですが、下に向かうはずの処が逆さにひっくり返ったり、ふっくらと厚みを持っているべきところがやせ細っていたり…。
なかなか難しいです。

作り終える度に師僧に画像を送ります。

『最初からうまくいかん。簡単に出来るものは誰もがすぐに真似をする。難しい方がいいんだ』
『ハイ』
『見本通りにやって出来ないのは、まだご眷属さまと折衷できていないからである』
『ハイ』


ちっきしょー。
絶対に完成させてやる🔥

まだご眷属さまと折衷できていないからである。と言われたので、絶対に完成させてから今夜は寝るぞ。と決めて再挑戦。
心の中でご眷属さまに語り掛けました。
『ご眷属さま、どうか作らせて下さい』

すると、一発で難なく完成させることが出来ました。
凄い、要点を押さえたご指導ありがとうございますm(__)m

画像をLINEで送信。
『狐に工夫が必要です。それから、顔が小さい』

とダメ出しがすぐにありました。
この日はまだ虚空蔵菩薩さまの真言を唱えていなかったので、御幣作りは仕舞にして行に入りました。

翌日、曲線を意識して再度作ってみました。
それを送ると電話があり『いいじゃないか。色んな狐の画像を見て、自分の中でイメージを鮮明にするように』ともっと具体的な指導を頂きました。
私が作ろうとしている御幣はとても特殊らしく、ネットで検索しても1件しかヒットしませんでした。
しかし、その1件には見本の型と、どのように使うかが書いてあります。

師僧のアドバイスによれば、型と見本はあくまでひとつの完成形(その御幣を作られた行者さまの集大成)なので、これから私自身がもっとご本尊さまやご眷属さまと折衷していく中で、最終的に私独自の御幣が完成するだろうという事でした。

私の感性?いや、ご本尊さまとご眷属さまと私の三位一体の集大成は、私にしか作れないということですね?
ううむ、深い。そして複雑。
でありながら、一方ではとても気持ちが明るく開放されたような衝撃もありました。
不思議です。

そこで私は、ネット上で同じ御幣を探すことはやめ、切り紙の世界から何かヒントを頂こうと考え、様々な切り絵を検索しました。
中には無料の素材等もありましたので、大いに参考にさせて頂いております。

そして、改めて御幣とは何か?
何のために、誰がどのような心構えで作るものなのか?
について學びを深めようと決めました。

私の御幣作り修行、只今模索中です。


眞澄稲荷ではダキニさまの分け御霊をお授け致しております。






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by masumi-inari | 2017-02-02 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた