カテゴリ:弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた( 38 )

我が身に変えて守り給え!?

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おかげさまで、母はガン手術成功。
退院後の治療が始まりました。
もうすぐ放射線治療も開始予定です。

術後最初の点滴代17万円!!
う、うそでしょ…。
もちろんここから保険適用になる訳ですが、貧乏行者である私の収入をはるかに上回る出費に気持ちがどんよりしました。
うっかりその話をもらした方から「お金のことでは力になれません」とキッパリ言われました。
はい、申し訳ありません。
ごもっともです。

しかし、そんなどんより気分を晴れやかにしてくださるかのように、今月も様々な方からご本尊さまへのお供えやお供え代をご寄進賜っております。
ありがとうございます。

入るより出ていく方が遥かに多く、しかも掛け算で拍車をかけていくような状況で、失礼ばかりしていて申し訳ございませんm(__)m
本当に情けない次第ですが、せめても心を込めてご縁ある方のお幸せを祈らせて頂きます。


私はまだ、お金を頂戴してひとさまの祈祷をして良い。という許しを頂いておりません。
また、行者ですから「寺門興隆」以外の自分の為の祈りというのはできません。

が、母の病気については祈って良い。と例外的に師僧から許可が出ております。
そこで、毎日御本尊様(ここでいうご本尊さまとは赤不動明王院の赤不動明王尊のこと)、孔雀明王さま、聖天さま、宇賀神さまに母の病気平癒をの毎日の勤行の時にお願いしています。
それを見守って頂くのは、銀天の十一面観音様。

そして、やはり自分の祈祷本尊のダキニさまには個人的なことはお願い出来ないと遠慮して、ただ純粋に祈らせて頂いています。


母の術前、私は自分の体に同調現象が起きました。
母は爪の異常や手足のしびれ、むくみ、倦怠感、吐き気、頭痛、寒気、蕁麻疹などに襲われていました。
祈りを続けている私にも、同じ症状が現れたのです。

ごく稀に見受けられるもので、これを感受するのは1万人に1人位の比率である。とは師僧の言葉でした。
同調現象とは、祈祷する相手の病気や症状が、写し鏡のように我が身にも現れることです。
祈祷僧には必要な感受性との事ですが、病気平癒の祈祷は自分の体にその方のお苦しみの症状が出るので楽なものではありません。

私は手足の指のささくれや爪が割れる症状と、蕁麻疹が一番ひどく現れました。
無意識のうちに掻くので、朝起きたら両手の爪の中が血だらけです。
かゆくて仕方ありません。

退院後は薬の副作用により、手足のしびれや骨の痛み、呼吸の苦しさなどがそれに加わりました。
もちろん私にもです。
ここ1カ月半くらい、利き手首が腱鞘炎様の痛みでだんだん使えなくなってきました。
骨が痛くて法具が重たいんです💦

かきむしる痒みも継続中。
相変わらず爪の間は血だらけ。
そしていきなり不意打ちのようにやってくる、鬱っぽい波。

者は長生きできないという説に、まぁ納得ですね。

安心しろ。君は絶対に長生きする。霊視したから間違いない( ̄▽ ̄)まぁ、せいぜい苦しめ。ケケケ…by師僧
( ゚Д゚)ハァ? 「古今東西、美人薄命って決まってんだろうがよ!!」by慈優こころの声

先生曰く『我が身に変えても守り給え』は、よっぽどのことがあっても言わない方がいい。とのことですが、言わない段階でここまで症状が次々やってくるのです。

人さまをお助けする。したい。家族を守りたい。
という人類愛的な気持ちでいて、いざ本当にその場面に立った時に、果たして理想通りに我が身を投げ出せるか?
それは極めて疑問だなと思います。

その人が偽善者だからというわけでなく、想像していたのと実際とはかなり違う。
それが当たり前だからです。

とにもかくにも、私はいやおうなしに体験しました(笑)
『我が身に変えても守り給え』を宣言したら、更にどうなるのか。
ま、それも致し方ないと思います。

40半ばまで親孝行らしいことを何ひとつできなかったので、身代わりになれるのならそれでいいかなと。
吹っ切れたら楽になりました。

両手の爪の間の真っ赤な血を見ると、あーまた掻きむしったな。とヤレヤレ感が出ますし、さすがに呼吸が苦しい状態が続くと、掃除したり買い物に行ったりするのが億劫ですが、病気の人ってこういうのが日常なんだよね。
と思い直し、その苦しさの中で出来ることを、淡々と続けております。

本当にどうしようもなく苦しい時には、早めに休みます(というか動けなくなる)。
そして本当に、自分が想定しているより早く死んだら、銀天さまや仏さま、ご霊刀を遺族にどうして欲しいか考えようと思いました。

絶対、素人がどうこう出来るものではないものを、私は今の段階でかなり所有しています。
ユニクロのパーカーとか、使いかけの香りがするサインペンとかは姪が喜んでくれると思いますが(笑)
自分の日用品はゴミ箱直行で構いませんが、仏さん周りのものだけが遺言書の対象物件だな。

取り合えず、目録の最後に赤不動明王院の住所を書いておけばOKかな。
迷いはなくなりました。

これからも淡々と修行します。

エイエイオー!



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by masumi-inari | 2017-10-19 20:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
本当にあった、仏さまと私のお話

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慈優の修行記録です


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by masumi-inari | 2017-10-16 18:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
とうとうメス刃と奉書紙を購入

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相変わらず、不器用な私の御幣切りは難航しております。
半紙ってカッターナイフで曲線を切るために作られていませんからね。

という事で、前回チラッと書いた「メス刃」なるものをAmazonで購入しました。
ついでに?送料を無料にするために奉書紙も一緒に購入です。

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左から買った順に、カッターナイフ(ドラッグストア)→デザインナイフ(100円ショップ)→メス刃カッター(貝印@Amazon)

切れ味から言うと、断然メス刃カッターです。
プロ専用と書いてあるだけはある!!
ここにたどり着くまでが長かったなぁ。

しかし、やはり切りにくい。
もはや紙質の問題なのではないか?と思う今日この頃である。
南無金剛遍照
蓮華合掌
後藤慈優

ってオイ。
ここで終わる訳には参りません。頑張るのみです。

毛筆筆耕の専門家さんのHPで、このカッターの存在を知りました。
その方のブログ記事に、このようにあったのです。

和紙は繊維が長い為、文房具店で売っているような普通のカッターナイフでは繊維が引っ掛かって切れ味が悪く、適さない。
和紙や布などの表具専用のカッターで、ホームセンターの工具売り場に置いてある。

一般的な先の尖ったカッターだと紙に負担が掛かるが、メス刃は先が丸いので繊維がひっかかったりせず、滑らかに裁断できる。

「用具・用材への費用を惜しむことは、書の上達を惜しむことだ」書家・柿沼翠流氏の言葉より


全ての分野に共通するありがたい金言に出会えました。

ちなみに私は行ける範囲の文具店、ホームセンター等を回りましたが、何れでも見つからずにネットで注文でした。


あと少し100円ショップで購入した半紙が残っているのですが、浴酒・浴油の際に仏さまをお包みするのに使用することにして、そろそろ奉書紙で挑戦してみようかな。

切れ味の違いで、少し自分に自信が持てるようになるといいのですが。

頑張ろう。




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by masumi-inari | 2017-02-05 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
重機で調律?

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弟子になってから、毎日欠かすことなく読誦しております。
が、YouTubeに音源のないお経を唱えるとき、一体これであっているのかどうか不安になります。

どうしても読み癖というものがついているようで、段々音が上がっていったり下がっていったり。
あるいは一度音が外れると、どうしても外れたまま最後まで読み切って、非常に気持ちが悪い状態が続きます。

お経の読みかたとか息継ぎの方法等を知らないので、読んでいるうちに息切れがしたり、呼吸が苦しくなったり、頭痛がしたり…。
しばらくは葛藤と苦痛だけ、そして集中力のなさに泣く…。という日々でした。

毎日飽きずにひどいお経を仏さまたちに御聞かせしていたのですが、昨年あるときに痺れを切らせた仏さまから助け船が出されました。
助けてくださったのは聖天さまです。

これまでも、お勤め中にはいろんなものを様々な仏さまから見せて頂きましたが、教育的指導を受けたのは聖天さまだけです。
以前にもブログに書いたことがありますが、目の前に巻物が現れました。

そこにはお経が書いてあり、読誦するペースに合わせて巻物が少しずつ動いていくのです。
まるで、音に合わせて、文字の色が少しずつ変わっていくカラオケの画面のようだな…と思いました。

なるほど、このペースで読むのね。
聖天さま、ありがとうございます。

という事で、しばらくはそのことを思い出し、心がけながらお勤めしていました。

が、花粉の時期や寒くなってくると気管支炎になったり咳喘息が出たりして、声が出なくなったり、音程が不安定なお勤めをするようになりました。
耳が悪くなったのか、音痴?なのか、心の中がまた苦痛で一杯になる日々。

ようやく囚われから自由になり、息を細く長く吐きながら読誦するといいらしい…。とコツをつかみました。

そして先月。
目の前の廃ビルの解体工事が始まりました。
一日中、家が地震のように揺さぶられ、大きな音が鳴り響いております。
そして重機の重たい音と振動が常に家を飲み込んでいるような塩梅。

しかし、これが案外良かったのです。
この重機の音と振動が、まるで私のお経を調律してくれているかのようでした。

今までにない安定感!!

もしお経を読むのが大変な人、読んでいるうちにどんどんおかしな調子になっていって悩ましい人がいたら、ぜひ重機で作業をしている近くで練習してみてください。
この音がアンカリングの役目を果たすような気がしますよ。


…と書いておりますが、そうそう都合よく工事現場が近くにあるとは限りませんよね(笑)

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by masumi-inari | 2017-02-04 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
デザインナイフを買いました

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先日から始まった新しい加行。
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新しい加行の御幣作りの為に、デザインナイフを購入。
左端が先般、御幣の為に購入したカッターナイフ。
100円ショップの半紙が引っかかって切りにくいです💦

細かい部分に創意工夫をこらそうと思い、ネットで色々なものを検索して調べてみました。
私が欲しかったのはコレ↓

〔オルファ〕 デザインナイフ(替刃30枚付) N-DK (LH430045)

オルファ

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しかし、ホームセンターにも、大型商業施設の文具店内にもない!!

そこで、困ったときの密教僧の駆け込み寺(という表現はどうなんだろう。という疑問はオトイトテ)100円ショップに。
100均はいつも裏切りません。
ありましたよーーー。

それが上の画像。

助かりました。

これから、文字通り色んなキツネさんの切り紙などを印刷して試し切りしたり、文字通り模写したリして、自分の中に落し込んで切ってゆこうと思います。

これだけ替え刃もあれば、当分持つでしょう(笑)
ガンバガンバ。

みなさまも良い休日をお過ごしください。


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by masumi-inari | 2017-02-03 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
御眷属さまとの折衷は突然に…

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先日から始まった新しい加行。
それは御幣作成。

前述の高い高い、絶版になった専門書を元に試行錯誤しています。

本には「これを280倍に拡大して見本とし、なぞり切りすると良い」とあったので、まずは自宅のプリンターでコピー。
そしてそれをドラッグストアに持って行って280倍に拡大コピーしました。

文明の利器に感謝です。

そしていざ、紙切り。

いえ。その前にすることが色々とあります。
まず、御幣を切るためには、それ専用に刃物を始めとした道具を新調しなければなりません。
ホームセンターで購入しました。

それから身を浄めて、ここには書くことが出来ない歌を詠んだり、法具であれやこれやしたり…といった一連の儀式(この部分は練習なので今は省略)があります。
本当は和紙、奉書紙を使いますが、練習なので勿体ないからそれは使いません。

一番最初はイメージを掴むためコピー用紙で切ってみました。
切りにくいです。

次に100円ショップで購入してきた半紙で挑戦です。
これもまた刃先が引っかかったり、細かい部分が半紙を何枚にも重ねていると切れなくて綺麗になりません。

何とか切り終えて、開いていくのですが、下に向かうはずの処が逆さにひっくり返ったり、ふっくらと厚みを持っているべきところがやせ細っていたり…。
なかなか難しいです。

作り終える度に師僧に画像を送ります。

『最初からうまくいかん。簡単に出来るものは誰もがすぐに真似をする。難しい方がいいんだ』
『ハイ』
『見本通りにやって出来ないのは、まだご眷属さまと折衷できていないからである』
『ハイ』


ちっきしょー。
絶対に完成させてやる🔥

まだご眷属さまと折衷できていないからである。と言われたので、絶対に完成させてから今夜は寝るぞ。と決めて再挑戦。
心の中でご眷属さまに語り掛けました。
『ご眷属さま、どうか作らせて下さい』

すると、一発で難なく完成させることが出来ました。
凄い、要点を押さえたご指導ありがとうございますm(__)m

画像をLINEで送信。
『狐に工夫が必要です。それから、顔が小さい』

とダメ出しがすぐにありました。
この日はまだ虚空蔵菩薩さまの真言を唱えていなかったので、御幣作りは仕舞にして行に入りました。

翌日、曲線を意識して再度作ってみました。
それを送ると電話があり『いいじゃないか。色んな狐の画像を見て、自分の中でイメージを鮮明にするように』ともっと具体的な指導を頂きました。
私が作ろうとしている御幣はとても特殊らしく、ネットで検索しても1件しかヒットしませんでした。
しかし、その1件には見本の型と、どのように使うかが書いてあります。

師僧のアドバイスによれば、型と見本はあくまでひとつの完成形(その御幣を作られた行者さまの集大成)なので、これから私自身がもっとご本尊さまやご眷属さまと折衷していく中で、最終的に私独自の御幣が完成するだろうという事でした。

私の感性?いや、ご本尊さまとご眷属さまと私の三位一体の集大成は、私にしか作れないということですね?
ううむ、深い。そして複雑。
でありながら、一方ではとても気持ちが明るく開放されたような衝撃もありました。
不思議です。

そこで私は、ネット上で同じ御幣を探すことはやめ、切り紙の世界から何かヒントを頂こうと考え、様々な切り絵を検索しました。
中には無料の素材等もありましたので、大いに参考にさせて頂いております。

そして、改めて御幣とは何か?
何のために、誰がどのような心構えで作るものなのか?
について學びを深めようと決めました。

私の御幣作り修行、只今模索中です。


眞澄稲荷ではダキニさまの分け御霊をお授け致しております。






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by masumi-inari | 2017-02-02 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
新たな加行が始まりました

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今を去ること数月前…。
毎朝のお勤めをしていた所、あるものを見せられました。

それは白狐の御幣。
子供の頃に、某寺の稲荷社で見たものと同じでした。

視えた瞬間、思い出しました。

この御幣の写真が載っている本を所有している!!

この本は大変高額で、当時食費にも困っていた時期に「絶版の書である」と聞いて無理やりネットで注文したものでした。
そのお金の使い道をめぐって、当時の彼氏と大変険悪になったのです。

私は色んな人から、金銭感覚がおかしいと誹謗中傷されています💦
行者のお金の使い方は、何はさておきご神仏さま最優先ですが、一般社会で生活している人にとっては気が触れたようにしか思えないのです。

自分の命より大切にすべき存在がある人間には迷いようがない選択でも、人様には通じません(笑)

『使いもしないような専門書を買うくらいなら、他にもっと…』
みなまで言わせません。
言わせませんでしたよ。
自分が働いて得たお金で、しかも会社の経費で購入した専門書ですから。
いわば先行投資です。

私は自ら好んで他人と争ったり、攻撃するような性質ではありませんので、この時もただ押し黙って自分の主張を押し通して終わりです(笑)
そうして交際も程なく終了しました。

あれから4年近くが経過しました。
創業時にあてもなく購入した専門書が、ようやく日の目を見ることになりました(笑)

3月のある寒い朝、ダキニさまのご眷属神は私に「御幣を作れ」と命じられたのです。
その時、私はすぐに師僧に話をしましたが、軽くいなされました。
取り合ってもらえなかったというか、当時は他にすべきことが沢山あったり、銀天さまが最終的にどれくらいの費用が掛かるかで頭がいっぱいだったせいかもしれません。

昨日。
師僧から、『そろそろ新しいことを學べ』と加行を与えられました。
それが、春先にご眷属さまが命じた御幣作りだったのです。

やはり私が受けた命は錯覚ではなかったようです。
そして師僧の話を聞いていて、私の脳裏に浮かんだ御幣が師僧の命じたものと全く同じでした。

なるほどね…。

なるほどです。

私は作法や歴史などを復習し、必要なものを整えるべくホームセンターと100円ショップに向かいました。

これからはダキニさまが教えて下さる。
は、こういう事でしょうか。

私が最初に感受し、それの裏書きとなるべくご指導を師僧から仰ぐ。
そして私は自分の感じ取らせて頂いたことと、指導内容を合わせて検証しつつ、研鑽する。

そういう流れの中にこれから入っていくのでしょうか。

というと、そもそも私の修行のための準備は、弟子入りのはるか前から始まっていたということになりますね。
うーむ。

人間の想いとは違うところから、道は伸びているようです。
これまでも。そしてこれからも。

なぜだかわからないけど「いまこうするべきなんだ」という強い思いは、自分の勝手な思い込みではなく、何かのご存在のご意思という事もあるんですね。
もちろん思い込みの期待過剰という事もあるので、そこは冷静な審神者が必要なのでしょうけれども。

眞澄稲荷ではダキニさまの分け御霊をお授け致しております。






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by masumi-inari | 2017-02-01 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
ご本尊さまが痩せている!Σ(゚д゚lll)ガーン

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なぜ、銀で御仏を作るのか?
それについて、師僧は度々『蘇婆呼童子経』を引用してその意味と理由を説いています。
↓Amazonの古書で私も購入しました。

密教部〈2〉蘇悉地経・蘇婆呼童子経・十一面神呪心経 (新国訳大蔵経)

三崎 良周,林 慶仁/大蔵出版

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しかし実際に銀天をお迎えするまで、いくら「銀は変化が現れるんだ」と言われてもピンときませんでした。
持っていませんからね。

純銀は、毒素や汚染をいち早く感知し変色します。
そして、純銀の特性として、変色をある簡単な方法で新品同様に復元できるのです。


古代の人の知恵は驚愕に値します。
当院でも現在、様々な秘仏の復元に着手しておりますが、全て純銀で製作しております。
魔のエネルギーも、有害物質と同じように金属を変色させます。

純銀は、様々な変化を私達に教えてくれます。

先人の知恵から生まれた銀製の物は、現代でも私達に様々な事を教えてくれるのです。
純銀をダメだと言う人は、科学を知らないとも言えます。

密教428世界の秘仏より

そうなのです。
お迎えした人だけが、この変化を目の当たりにするのです。

私も銀天を9月1日にお迎えし、早速変化に気付きました。
これまで赤不動明王院から銀天さまをお迎えされた方より、様々な変化について伺う機会を得ました。
そのひとつは銀天がワイン色のように変色して視えた。というものでした。

私は祭壇の上段に銀天さまを安置し、普段その扉を締めています。
礼拝は御前立ちの木製のご本尊さまです。

数日前から銀天様の扉が締めていたはずなのに、気が付くと軽く開いているようになりました。
軽く目礼して扉を閉めても、また次見た時には開いています。

気になってご尊顔を拝すると…、ダキニさまの頬が痩せて見えたのです。
ショックでした。

うちの母の病の為に、相当尽力してくださったおかげだとピンときました。
そして師僧へ連絡。
やはり私が感じたのと同じことを言われました。

そこで私は銀天さまのご供養をある方法でお願いしました。
これについては口外できません。
もし私と同じ銀のダキニさまをお迎えになる方が現れたら、その方とは秘密を共有できるでしょう。
それ以外の方にはお話出来ないのです。

この痩せたご本尊さまのお顔を見て、私はある昔話を思い出しました。

吹雪の夜にお坊さんが食べるものに困って飢えていると、誰が置いたのかお堂の前にシカ肉があった。
お坊さんは肉を食べることは出来ないが、このままでは死んでしまう。
仏さまのお慈悲だと感謝して食べた。

後日、お坊さんがあるご仏像を見てみると、ご仏像の足がなかった。
お坊さんが吹雪の夜に頂いた鹿肉は、仏さまの足だったのだ…。


ざっくりした慈優の記憶によるあらすじですm(__)m

私がショックを受けていると師僧はひとこと。
「早くご眷属さまを陶器じゃないもの(実際は違う表現です)にしなさい。そうすればご本尊さまがここまでお痩せになることはないだろう」

…。
本来ならご眷属さまたちが働かれるべきところ、そうできないのでご本尊さま自らが動かれたのですね。
ありがたいような、いや、それ以上に申し訳ないような気持ちがこみあげてきました。

信仰の対象となり、眞澄にご縁のある方を御救い頂くという使命を持ってご降臨頂いたはずなのに…。
眞澄内部で最初にお働き頂いてしまいました。
申し訳ありません。

母を助けて頂いたお礼に、いつもは榊しか立てていない花立に、ホームセンターで蘭を買ってきて立てました。
しかし、その蘭があっという間に枯れたのです。
やはり、相当ご無理をさせてしまった気がします。

日々學びです。
『お前のところに参るぞ』と仰って頂いた言葉の重みを、こうしてお迎えした後で改めて感じた出来事でした。

眞澄では、ダキニさまの分け御霊をお授け致しております。





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by masumi-inari | 2017-01-31 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
念彼観音力を見せて頂いた日

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法華経の中の第25番目の経(妙法蓮華経・華観世音菩薩・普門品第二十五)、いわゆる「観音経」に13回出てくる言葉。
それが「念彼観音力」
なぜ13回も出てくるか?

長いお経だから、時々区切りをつけるため?
単調にならないための掛け声?いわゆる合いの手的な?
違います。
仏さまの姿、しぐさ、瞳の位置、持物、お召しになっているもの、身に着けておられる装身具、お顔の数(面)、腕の数(臂)など、全て意味があります。

お経の中に13回出てくるという事は、13の意味(事例…たとえ話)があるということなのです。
観音さまのことを念じれば、13の危機的な場面から救っていただけますよ。という教えが続くのです。

≪13の念彼観音力≫

1、燃えさかる火の穴に落とされても、観音様のお力を念じれば、火の穴はたちまち池に変わる。

2、大海を漂流して龍・鬼に襲われても、観音様のお力を念じれば、波に溺れることはない。

3、悪人に山の頂から落とされても、観音様のお力を念じれば、太陽のように空中にとどまる。

4、悪人に追われて山から落ちても、観音様のお力を念じれば、傷一つ負わない。

5、強盗たちに殺されそうになっても、観音様のお力を念じれば、彼らの心は優しくなる。

6、刑場で処刑されそうになっても、観音様のお力を念じれば、刀はばらばらに折れてしまう。

7、鎖につながれても、観音様のお力を念じれば、たちまち鎖は解けて自由になる。

8、呪いのため命が危険にあっても、観音様のお力を念じれば、その人に呪いが戻っていく。

9、悪鬼毒龍(あっきどくりゅう)の怪物に出会っても、観音様のお力を念じれば、怪物は毒を与えないようになる。

10、猛獣に囲まれて殺されそうになっても、観音様のお力を念じれば、猛獣は去ってしまう。

11、マムシやサソリが毒を吐いても、観音様のお力を念じれば、たちまちいなくなってしまう。

12、稲妻が光り大雨が降っても、観音様のお力を念じれば、それらはたちまち消散してしまう。

13、戦場で死の危険にさらされても、観音様のお力を念じれば、敵たちは逃げ去ってしまう。


さて。なぜ今回冒頭から観音経の説明があるのか。
それは、私の祭壇のダキニさまの前に、御前立の仏として銀の十一面観音様がいらっしゃるからです。

母の手術の朝、御祈りをしていた時に、突如あるものが十一面さまの足元に現れました。
それは白い小さな光の玉です。

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私の十一面さま。
この写真は仏師さまの蔵から44年目に発見された当初のもの。
まだ御霊入れをされておらず、磨いていないので黒っぽいです。

現在はもう舎利が入って開眼されており、私が銀磨き布で磨き上げているので画像を撮って載せることはできません。

この十一面さまの右足の甲に光が現れました。
ですからとても小さいです。

最初私は、早朝でまだ暗かったので、蝋燭の灯りが当たっているせいかと思いました。
しかし違いました。
蝋燭の灯りであれば、チラチラと動くはずですが、発光する玉はそこから動きません。
白熱球のようで僅かに黄身がかかっていて、温かいような印象を受けました。

経をあげながら、じーっと見ていましたが、見ている間中、おみあしの甲に光の玉はありました。
が、経が終わる頃、その光の玉は何処かへと消えていきました。

こんなものを見たのは初めてだ。
と思ったのですが、次の瞬間に記憶がよみがえりました。

昔、古神道のある行法をしていた頃(夜中にそれは行うのですが)自分の目の高さにピンポン玉大の光の玉が現れたことがあったのです。
サイズこそ違えど、色形は見覚えのあるものでした。

そこで私は傍らのスマホを取り、師僧に自分が見たもののこと、そして以前にも同様の経験をしたことを説明し、これが何であるのかを尋ねました。

答え『それは如意宝珠である』

・・・そうだったのですね。
という事で、冒頭に戻ります。

13の念彼観音力の中には「病気のとき、観音さまに祈ったら手術がうまくいくよ」とはありません。
けれど、「困難に遭遇した時、観音さまのことを念じれば、危機的な場面から救っていただけますよ」には該当するかも。。。と思ったのです。

如意宝珠とは、意のままに願いを叶えてくれる玉。
私の「意」とは、母の手術が成功し、健康を取り戻すこと。です。

お前の願いを聞き届けた。
心配をするな、私がついている。

という意味のお印だと解釈しました。

術後、師僧は「あの時は先入観を与えるから詳しくは言わなかったけど、それはお印だ。お前の信仰心だな」と説明してくださいました。
そういう事があるんですね。

私が祭主になるにあたり、師僧はダキニさまに「慈優に色んなことを教えてやってください。見せてやってください」とお願いされたそうです。
それと同時に私に対しては「これからダキニさんが色々教えて下さる。見せて下さる。まぁ、それを信じて励みなさいよ」と仰いました。

早速来ました。

ダキニさまと十一面観音さまとの関係性については…。
ご興味のある方は調べてみてくださいね。




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by masumi-inari | 2017-01-30 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた
空中に現われた不動尊剣。炎の中の蓮華、そして蓮華の上の梵字

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今年の早春に、私が生まれる前に安産祈願をして頂いた某有名寺院へ44年目のお礼参りに行きました。

広大な境内のある場所で、私はお不動さまから大切なものを見せて頂きました。
それは私が持っているのと同じ、両刃の不動尊剣です。

その尊剣は、ちょうど私のおへその高さに現れました。

これまでもご本尊さまにはさまざまなものを見せて頂きました。
礼拝しているときに、ご尊像が独鈷になり、自分と独鈷が一体化するとか、宇賀神さま(師僧から頂いたお写真)を礼拝していて、目の前に焔が現れ、それが宇賀神さまの梵字になるとか。

それらを経て、霊的な尊剣がその時点での集大成として示されたのではないかと感じました。
しかし、霊的なものを見た際には、それが御示しなのか気の迷いなのか、未熟な自分では判断がつかないので師僧にお伺いを立てることにしています。

その時の返事は「(自分が見たものを)信じなさい」という簡潔なものでした。

その後、私は護摩堂に入りました。
少し離れたところに座ったのですが、運よく焔がよく見える位置にいました。

大きな太鼓の音にビクっとしていると、それは現れました。
焔の中に蓮華が見えたのです。
わー、蓮華だ。とドキドキしていると、更にはその蓮華の上にある梵字が見えました。
それは蓮華として見えたり、梵字として見えたりするのですが、次の瞬間には焔が蓮華や梵字の形になっているではありませんか。

以前、宇賀神様の梵字が焔で見えたときと同じでした。

以前から焔は私をドキドキさせる存在でした。
清潔で激しく、凛としていて時に容赦がない、意志を持った生き物のような。

澄んだ焔に対する畏れと憧れが、より一層強くなった出来事でした。
私がお礼参りで見たもの全ては、一層精進しなさい。というお示しだと理解しています。

空中に現れたシリーズ、次回は如意宝珠編をお届け致します。
読みたい方がいらっしゃるかわかりませんが、私自身の備忘録としてm(__)m



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by masumi-inari | 2017-01-29 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた