2017年 08月 29日 ( 1 )

金銭

永作師僧より 勧進のお願い

院主より、勧進のお願いを致します。

このたび、赤不動明王院では、ご本尊さまである赤不動明王尊の尊剣、
並び護摩壇法具を謹製させて頂く運びとなりました。

不動尊剣は刃渡り80cm、全長1mを越える豪剣であります。

皆様の御厚意を賜われば幸いであります。
これはお願いであり、決して強制ではございません。

ご寄進くださったみなさま方へは、宝剣にて特別祈祷をさせて頂く所存でございます。

金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝


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【赤不動明王院】 勧進のお願い

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お金にまつわる悩みは、昨今、増加の一途を辿っている。
お金はあれば便利だが、お金を追い求め血まなこに成る時、人は己れを見失い、お金に翻弄され人生をも誤る結果に成る。

稼ぐ事は良いことであるが、お金に執着心を持つとお金に使われる事になる。
お金は使い方で、生き金か死に金かに分かれる。

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私の経験をお話しすれば、ご先祖様や仏様に使ったお金は不思議と返ってくる。
但し返って来ることを前提に行うなら、使わ無い事をお勧めします。
心の伴わない行為は、無意味である。

以下は過去の事例である。

あるご婦人からの相談で、御刀供養をした時の話である。
実家を取り壊す時に、二振りの日本刀を発見しどうしたら良いか?
相談に来られたので、二通りの方法を提案しました。

錆びだらけの刀をそのまま朽ち果てさせて土に返す方法と、研師に研いで貰い、一家の護り刀として蘇らせ子々孫々まで大切に祀る方法である。
朽ち果てさせる方法は簡単だが、先祖の想いもそれで終わることになります。

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参考資料:赤不動明王院ご霊刀

もう一つの方法は、お金は掛かるが、ご先祖様が遺された意志を大切にお詣りする方法である。
この方法は大変だが、確実に変わります。

ご家族が相談して、研師にお願いする事に成った。
そして研ぎ上がった護り刀は、生き返り安置する者を守ります。

私は数多く御刀供養を手がけて来たが、研師に研いで貰いお祀りされた方々の家は繁栄して居ります。

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参考資料:赤不動明王院 摩利支天刀

正にご先祖様の為に使ったお金は、生きた使い方の事例である。
御刀は何処の家にもある物ではありません。
しかし御刀がある事には、必ず意味がある事を考えれば解るはずである。

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南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

余裕のない毎日を送っていると、自分の口を養うことが生活の一番になり、ご先祖さまのことはついつい後回しになりがちです。
ここで「自分は苦しくても御先祖さまの為に(お迎えしている仏さまを第一に)」と考えられる方は、少ないかもしれません。

御先祖様や仏さまを優先することが、自分を守ってもらうこと、利益を頂くことを目的にするのは本末転倒。
ですが、「苦しい時でも、自分より大切にするべき存在」を心がけて生きることは、利他心を育てるうえで非常に重要であると私は思います。

他と共にある自分。
他に生かされてある自分。
を意識できる瞬間とは、実は自分が苦境に置かれている瞬間なのかもしれないから。

感謝させて頂ける機会が巡ってきたのです。

喜捨という言葉があります。
惜しまずに、自ら進んで、かつ「喜んで」施すことをいいます。
何かを目的としないのです。

その行為を通じて、財物に対する執着や物欲から離脱させる意味もあるそうです。

喜んで頂くことで、自分の執着を手放すこともできる。
誠にありがたい行為です。

刀についていえば、私も三鈷の柄がついている不動尊剣を所蔵しております。
先祖はもっていないので、今後私の亡きあと、子孫が受け継いでいってくれることを望みます。

私の事は置いておいて…。
先祖伝来の御刀が伝わっているお家というのは、それなりのご家庭です。
そして今に至るまで、刀が残っているという事は武士の精神を受け継いでこようとされたご先祖様のご意思がそこにあります。

命より大切であるとされてきた刀。
誉れです。

誇り高く生きよ。

というご先祖さまからのお示しの象徴。それこそが刀であると私は思います。

感謝合掌
後藤慈優



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by masumi-inari | 2017-08-29 06:00 | 赤不動明王院便り