厨子の意味

永作師僧より 勧進のお願い

院主より、勧進のお願いを致します。

このたび、赤不動明王院では、ご本尊さまである赤不動明王尊の尊剣、
並び護摩壇法具を謹製させて頂く運びとなりました。

不動尊剣は刃渡り80cm、全長1mを越える豪剣であります。

皆様の御厚意を賜われば幸いであります。
これはお願いであり、決して強制ではございません。

ご寄進くださったみなさま方へは、宝剣にて特別祈祷をさせて頂く所存でございます。

金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝


↓詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
【赤不動明王院】 勧進のお願い


昔、聖徳太子が一家に一仏の教えを確立され、一般家庭に仏壇が置かれる様に成った話はあまりにも有名な話しです。

聖徳太子の玉虫の厨子は国宝ですが、今では信仰の形態も様変わりしたように見受けられます。
今回は厨子についてお話ししたいと思います。

厨子とは祀り所であり、其処に大小の決め事はありません。
ただひたすらに祈る為にあります。

d0359990_10222714.jpg
参考資料:赤不動明王院所蔵 観音像(こちらの仏像は旅立たれました)


一例を挙げれば、ある貧しい人が、自分が静かに祈りを捧げる為に小さな仏像を手に入れました。
始めは、紙で箱を作り其処に安置しました。
仕事を終え、一人静かに手を合わせて居ました。

そのうち仕事も良くなり、お金も少しは余裕が出て来ました。

其処で考えたのが、このままでは仏様が可哀想だ。
しかし自分の家は小さい。
とても仏壇などは置けない。

其処で考えたのが御厨子であります。

仏壇屋さんに頼み、今、自分に出来る最良の御厨子を作って貰い、其処に仏像を安置しました。
毎日、祈りを捧げました。

それから暫くして良縁に恵まれ、今では家族むつまじく、朝な夕なに家族で御厨子の中に鎮座する仏様を拝み、今も平穏な毎日を過ごして御いでに成ります。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

厨子について、師僧は無料メールマガジンの中で、このよう説明しています。

━━━━━━━━━━━━━━━

厨子は仏さまのお住まい

━━━━━━━━━━━━━━━

厨子は、仏様専用の拝殿の役目をする大切な場所とお考え下さい。

仏壇はご先祖様が中心ですが、厨子はご本尊様中心なのです。

全ては、敬う心の表れです。

厨子は、あなたにとっても大切な、霊界との特別な拝殿でもあるのです。

敬う心を養い、神仏との一体を図る意味でも、お厨子は大切なお住まいなのです。

=無料メールマガジン『今日から実践!暮らしに活かす密教の智慧』より引用=

大切な尊い方のお住まいを、荘厳にしたい。
大切に思っている気持ちの表れ。
それが御厨子であるという風に私は受け止めております。

誰か他人と比べて「より立派なものを」と思う気持ちは見栄ですが、「今自分に出来る最良」を求めるとき、それは供養となるのでしょう。

今日もありがとうございます

感謝合掌
後藤慈優




[PR]
by masumi-inari | 2017-08-01 06:00 | 赤不動明王院便り